2020年11月20日

投票の集計が継続しており、大統領選挙に対する法的論争は続いていますが、多くの報道機関はジョー・バイデン前副大統領が2021年1月20日に第46代アメリカ合衆国大統領に就任すると予想しています。

下院は民主党の支配下にありますが、ジョージア州では2021年1月に上院のランオフ選挙があるため、民主党が上院を支配する確率はやや低くなっています。先日の選挙ではどちらの候補者も州の選挙法で定められた総得票数の50%以上を獲得しなかったため、ランオフ選挙が必要となりました。民主党の2人の候補者が勝てば、上院のパワーバランスは共和党の支配からどちらの党も過半数を持っていない状態へ変化することになります。この場合、上院議員全員が党派に沿って投票すれば(通常は民主党に投票する無所属の上院議員を含む)、法案の可否が決着しない場合にハリス次期副大統領が決定票を投じることで解消されることになります。このタイブレークの可能性は、上院の指導部、政党間の委員会委員の比率、各委員会の指導部を決定することにもなります。